女の肌着

種別・分類 着る・装う(衣服・装身具等)
アイヌ語名 モウ
mour
和名 女の肌着
サイズ(mm) 丈1130 最大幅1280
材料・材質 肌着/木綿/女
製作者 萱野れい子
収集(製作)時期 1972/昭和47年
収集(製作)地域 二風谷
説明1(使用場所・方法) 「昔、女の肌着は鹿のもみ皮を用いて作りました。女性の肌着のことをモウル(小さい皮)と呼ぶのは、その名残りなのです。(文献1-P64)」
説明2(製作方法) 縞柄木綿、衿、裾、袖黒布使用。胸元に付け紐あり。(所見:生田目)▼「もめん(文献2-P93)」▼「昔のアイヌ女性の肌着というものは、前がはだけないように胸から下はすっかり縫いあわされていました。すそ幅は歩くのに不自由しない程度しか開いていません。胸のところにはヌマッと呼ぶ紐がつけてあり、着るときはこの紐をほどいて頭からすっぽりかぶって首を出すようになっています。着物にはおくみがついていないために前がはだけやすいので、この肌着を着ることによって、素肌を人に見られることが防がれました。(文献1-P65)」▼▼▼
博物館資料No. NAH-M-19910654
収蔵場所 平取町立二風谷アイヌ文化博物館
文化財指定 国指定重要有形民俗文化財

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  1. チカペ(チニンニヌ
    切り伏せ刺繍をした袷の着物
  2. カパリミ
    白布の切抜文様をはりつけた木綿衣

  3. 鹿の皮で作った衣
  4. モウ
    女の肌着
  5. マタンプ
    男の鉢巻き
  6. コンチ
    頭巾
  7. アットゥクッ
    あつし帯
  8. マンタリ
    前掛け
  9. チカミコテ
    手甲
  10. サコ
    夏用の脚絆
  11. サシタビ
    刺し足袋
  12. ケリ
    鹿の皮で作った靴
  13. チェケリ
    鮭皮で作った靴
  14. ストゥケ
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  15. 軟雪用かんじき
  16. チンル
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  18. キライ
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  19. ラスパカ
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  21. ケモヌイトサイェ
    針刺し(裁縫用具)
  22. ヌイトサイェ
    糸巻き(裁縫用具)
  23. タマサイ
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  24. ニンカリ
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  25. レクトゥンペ
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