町民の皆様には、ご心配をおかけしております。
この度の感染に至る経過につきましては、11月30日付けでご報告しましたが、その後の状況についてご報告します。
静内保健所による濃厚接触者、低リスク接触者の確認作業につきましては、12月1日に対象者が確定され、濃厚接触者、低リスク接触者のPCR検査(行政検査)を実施しました。また、役場本庁舎において、濃厚接触者、低リスク接触者が多数確認されたことから、役場本庁舎に勤務する職員等全てにPCR検査(町独自調査)を実施しました。
静内保健所が実施した濃厚接触者及び低リスク接触者のPCR検査(行政検査)、町が独自に実施したPCR検査については、全て「陰性」の結果となりましたのでご報告します。
今後とも、引き続き感染防止対策にご理解とご協力をお願いします。
■静内保健所による検査
濃厚接触者 23名 低リスク接触者 54名 全員陰性
■町独自による検査(役場本庁舎職員等全て)
対象者 64名 全員陰性
令和2年12月6日
平 取 町
■濃厚接触者とは=
新型コロナウイルスに感染していることが確認された方と近距離で接触、或いは長時間接触し、感染の可能性が相対的に高くなっている方を指します。
濃厚接触かどうかを判断する上で重要な要素は、患者と接触していた空間の状況(1.換気状況、2.空間の広さ等)と接触状況(1.必要な感染予防対策をせずに手でふれること、2.距離の近さ(対面でお互いに手を伸ばしたら届く1m位の距離程度)で15分以上接触があった場合)等で、総合的に判断し濃厚接触者となります。
■低リスク接触者とは=
濃厚接触者ほどの陽性者との接触はありませんが、少なからず本人と接している場所や、陽性者と同時期に感染を受けている可能性がある人が低リスク接触者となります。
直接本人からの感染のリスクは低いと考えられますが、感染拡大を防ぐという視点では漏れをなくすために基本的にはPCRの検査の対象となってきます。ただし、接触している環境(換気がなかった、長時間同じ空間にいた)によって低リスク接触者の範囲は変わってきます。